ハーフトーン工房
観覧車は止まらない
密室と時間制限という縛りを最後まで守りきった構成。作画の密度が高く、ページ単価で見ても満足度が高い。
- 公開
- ページ数
- 78P
- 価格
- 1,320円
Endorphin86
作画9
線・構図・仕上げ
構成7
話運びと読後感
情動8
感情の揺さぶられ方
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どんな話か
観覧車が一周する間だけの話。密室と時間制限という縛りを設定して、最後までそれを崩さない。この手の縛りは途中で破られることが多いので、守りきったのは素直に良い。
良かったところ
とにかく作画の密度が高い。 背景の描き込みが最後まで落ちない。78ページを通してこの水準を維持しているのは相当な労力だと思う。
表情の芝居も細かい。同じ角度の顔が続かないよう意識的に振られていて、読んでいて飽きない。
気になったところ
話そのものは定番の枠から出ていない。展開が読める。ただ、この作品で買われているのは構成の意外性ではなく画の力なので、そこは減点しきらなかった。
総合値を軸の平均より上に付け直したのはそのため。作画の突出ぶりは平均に均すと伝わらない。
どんな人に向くか
画を見たい人。ページ数あたりの満足度で選びたい人。